温泉のご案内

名湯の鳴子温泉郷

鳴子温泉郷は1200年の湯歴を持つ日本屈指の古湯で、奥州三名湯のひとつに数えられます。
現在でも鳴子温泉郷内には400本近くの源泉が湧き、日本にある泉質11種類のうち9種類もの多彩な泉質が湧出するバラエティに富む温泉地です。

旅館大沼がある東鳴子温泉は十数軒全ての宿が違う重曹泉を持つ、日本でも希有な重曹泉地帯です。
そうした地域の特長を活かし、東鳴子温泉は2007年4月1日に「重曹泉の郷宣言」をしました。

旅館大沼は「美肌の湯」

旅館大沼には2本の重曹泉があります。1本は純重曹泉で旅館大沼創業以来の自家源泉。大震災で電源がない中でも自然に湧き続けた湯です。
もう1本は東鳴子温泉の数軒で使っている含食塩・芒硝重曹泉の共同源泉です。

重曹泉という泉質は美肌の湯の代表格です。肌表面の老廃物や汚れを除き、肌がふっくらすべすべになることから、女性の方にとても喜ばれております。
また、単に美肌づくりだけでなく、真剣に肌のトラブルに悩む方も通って来られます。

温泉の力

当館の自家源泉はうすい紅茶色をしており、とろりとした肌ざわりで独特の木の香りがします。共同源泉は透明な温泉で塩分を含んでおり、そのコーティング効果で保温にすぐれています。
いずれも入浴するだけで体が楽になる力に満ちた温泉です。

どちらも体の芯から温まる温泉で、湯上がり後はいつもまでも体がぽかぽかしています。
体が温まることにより、血流が良くなり、体内の細胞が活性化され、新陳代謝が活発になることで体内にたまっていた老廃物などを排出しやすくなります。

たまったものを出せば、自然に入ってくる。バランスを変えると、バランスをもどそうとする。放電と充電は私どもが長年温泉宿を営んで来て実感している温泉浴の反応プロセスです。
温泉を上手に活用すれば、しストレスを解消し、自己免疫力や自然治癒力を高まめ、自分で自分の心身を良くしてゆくことができます。

自然の力で体を癒す「湯治」

まだ医療が発達していなかった時代、温泉は病を治してくれる神の水として崇められてきました。
近年では、過酷な農作業や漁業における疲れをとり、明日への新たな活力を作ってくれる「湯治」という温泉保養スタイルがあり、1年の労働サイクルの農漁閑期に組み込まれ、予防医学的にも大きな貢献をしてきました。

「湯治」は病気を治すというよりは、辛い日々から解放されてのんびりするかけがえのない「ハレ」の日でもありました。
まさに、日本人のバカンスの原点と言っても良いでしょう。

忙しい現代社会において、多くの人がなんらかの半健康体となっています。
日本人が経験的に行ってきた「湯治」という自然の力を活かした保養術をそれぞれの人生の中に活かし、自分本来の心身にもどしてゆくことは大いに意義のあることと思います。

私どもは、この温泉という地球が生んだ奇跡の水を与えられたことに感謝し、皆様の健康や幸せのお役に立てるよう日々精進してまいります。

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